シンバイオティクス設計の科学:基質と菌株のマッチングと評価の難所
相乗型シンバイオティクスの核心は、基質と菌株を意図的にペアにする設計にある。だが「相乗」を実証するには要因計画の試験が原則必要で、実施例は少ない。混合物の効果が相加か相乗かを示すことの難しさと、設計の作法を整理する。
Synbiotics
宿主微生物に選択的に利用される基質と生菌の混合物で、混合物として健康上の利益をもたらすもの。ISAPP 2020定義(Swanson et al.)。相補型と相乗型がある。
別名・関連表記:synbiotics / synbiotic / シンバイオティック
相乗型シンバイオティクスの核心は、基質と菌株を意図的にペアにする設計にある。だが「相乗」を実証するには要因計画の試験が原則必要で、実施例は少ない。混合物の効果が相加か相乗かを示すことの難しさと、設計の作法を整理する。
シンバイオティクスは「プロバイオティクスとプレバイオティクスを足したもの」ではない。ISAPP 2020定義は混合物としての健康利益を要件とし、相補型と相乗型という二つの類型を導入した。両者は構成要件が異なり、相乗型では基質が共投与菌に向けて設計される。