Tags / テーマ

育種

Strain breeding

微生物・植物の株/系統改良。変異・選抜・交雑・ゲノム育種により有用形質を高める技術。

別名・関連表記:株改良 / 系統選抜

発酵食品

バタフライピーを「育種」する:系統選抜・交配でターナチン青色をどう高めるか

同じバタフライピーでも、品種・産地で青色アントシアニン(ターナチン)の含量も色価も大きく違う。一重と八重、白花、ケモタイプ変動という素材の幅から、系統選抜と交配でどう安定した青色原料を育てるのか。表現型と化学形質を別の軸で測る理由を、分子から個体まで機序ベースで整理する。

FLR 編集部 11 min

発酵食品

麹菌の高酵素株育種:α-アミラーゼ・酸性プロテアーゼはどうやって強くなるのか

清酒や味噌の味を決めるのは麹菌の分泌酵素である。本稿は α-アミラーゼ・グルコアミラーゼ・酸性プロテアーゼを高生産化する育種を、家畜化が用意した遺伝子重複の素地、菌糸形態と分泌の連動、変異原処理、標的遺伝子操作という多段の機序で整理し、相関と因果を切り分ける。

FLR 編集部 11 min

発酵食品

黒麹・白麹はどう作り分けるのか:クエン酸高生産と耐酸性酵素を育種で扱う

泡盛や焼酎を支える黒麹・白麹はクエン酸を多量に作り醪を酸性に保つ。本稿は A. luchuensis 系のクエン酸高生産と耐酸性酵素を、ゲノムが示す代替オキシダーゼと耐酸性アミラーゼの機序で説明し、白黒の作り分けが系統選択に依存する理由を相関と因果に分けて整理する。

FLR 編集部 11 min

発酵食品

テンペ用 Rhizopus oligosporus をどう「育種」するか:胞子分離・選抜と生育・酵素・安全性

同じ Rhizopus oligosporus でも、菌株が違えば生育速度・酵素活性・安全性が変わり、テンペの品質が変わる。良質テンペからの胞子分離・単胞子化、生育と酵素のスクリーニング、近縁有害種の排除、そして商業スターターへの実装までを、菌の育種という視点で機序ベースに整理する。

FLR 編集部 11 min

発酵食品

エタノール耐性の酵母育種:膜脂質・トレハロース・ストレス応答の機序

発酵後半、酵母は自ら作ったエタノールに晒される。耐性は何で決まるのか。膜脂質の不飽和化、適合溶質トレハロース、熱ショックタンパク質。Auesukaree 2017 を主軸に、エタノール耐性が単一遺伝子では説明できない複合形質である理由を、分子から育種戦略まで多段に整理する。

FLR 編集部 10 min

発酵食品

変異原から適応進化まで:カプロン酸エチル高生産株を取得する育種フローの全体像

カプロン酸エチル高生産の清酒酵母は、どの手順で取得されるのか。胞子分離・自家二倍体化、変異原処理、セルレニン耐性選抜、適応進化、ゲノム編集。Negoro 2022 と Ohnuki 2021 を主軸に、K7 ゲノムを土台にした育種フローを工程として整理し、規制論点は中立に扱う。

FLR 編集部 11 min

発酵食品

尿素を作らせない酵母:低カルバミン酸エチル育種の機序

カルバミン酸エチルは発酵食品に微量生じる副成分で、主な前駆体は酵母由来の尿素である。アルギニン→尿素の経路を断つ CAR1 破壊、作った尿素を分解する DUR1,2 強化。Kitamoto 1991 を主軸に、食品安全としての低 EC 育種を分子から整理する。

FLR 編集部 10 min