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線虫

C. elegans

老化・寿命研究のモデル線虫 Caenorhabditis elegans。

別名・関連表記:C. elegans / C.elegans / Caenorhabditis elegans

老化のホールマーク

線虫の寿命を倍にした遺伝子:daf-2/daf-16 とインスリン/IGF-1 シグナル

1993 年に Kenyon らが報告した daf-2 変異体は、線虫 Caenorhabditis elegans の寿命を野生型の 2 倍超に延ばした。本稿はインスリン/IGF-1 シグナル(daf-2 受容体から転写因子 daf-16 まで)の分子・細胞・個体機序を多段で整理し、栄養感知と長寿の関係を機序の側から解説する。

FLR 編集部 12 min

カロリー制限と食事

食餌制限と TOR:eat-2 変異体とオートファジーが描く線虫寿命延長の機序

1998 年に Lakowski と Hekimi が報告した線虫 eat-2 変異体は、摂食量の低下により最大 50% の寿命延長を示した。2003 年に Vellai らが示した TOR キナーゼ抑制による寿命倍増と合わせ、食餌制限・栄養感知・オートファジーが寿命を延ばす機序を分子から個体まで整理する。

FLR 編集部 12 min

老化のホールマーク

ミトホルミシス:弱いミトコンドリアストレスが線虫寿命を延ばす機序

2010 年に Yang と Hekimi が報告した線虫研究は、ミトコンドリアのスーパーオキシドが「毒」ではなく寿命延長を引き起こす「信号」として働きうることを示した。活性酸素を一律に有害と見なす古い枠組みを更新したミトホルミシスの機序を、分子から個体まで多段で整理する。

FLR 編集部 11 min

ポリアミンと老化

サーチュインとスペルミジン:sir-2.1 とオートファジーが線虫寿命に与える機序

2001 年に Tissenbaum と Guarente が報告した sir-2.1 増量による線虫寿命延長と、2009 年に Eisenberg らが示した発酵食品由来ポリアミン スペルミジンによるオートファジー誘導と寿命延長を、ヒストン脱アセチル化とオートファジーの機序として多段で整理する。

FLR 編集部 12 min