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プレバイオティクス

Prebiotics

宿主の微生物に選択的に利用され、健康上の利益をもたらす基質。ISAPPが2017年に定義(Gibson et al.)。食物繊維と同義ではない。

別名・関連表記:prebiotics / prebiotic / プレバイオティック

発酵食品

バナナの発酵:バナナ酒・バナナ酢を生む微生物と果肉の生化学

バナナ(Musa spp.)果実・果肉の伝統的発酵を、微生物学と生化学の言葉で整理する。東アフリカのバナナビール(urwagwa)に見られる酵母と乳酸菌の混合発酵、Saccharomyces cerevisiae によるバナナワインのアルコール発酵と香気エステル、酢酸菌が担うバナナ酢の二段階発酵を扱う。あわせて完熟に伴うデンプン→糖の転換、未熟バナナのレジスタントスターチ(RS2)とその大腸発酵を、機序とエビデンス階層を区別して解説する。健康効果は過大主張せず、アルコールについては飲酒を推奨しない。

FLR 編集部 9 min

腸内環境とSCFA

「食物繊維=プレバイオティクス」ではない:定義の境界と非繊維系候補

すべての食物繊維がプレバイオティクスではなく、すべてのプレバイオティクスが食物繊維でもない。ISAPP 2017定義は非炭水化物への拡張を認めたが、母乳オリゴ糖やポリフェノールなど候補の確立度には大きな差がある。定義の境界と、候補がどの段階にあるかを整理する。

FLR 編集部 9 min

腸内環境とSCFA

プレバイオティクスとは何か:ISAPP 2017定義と「選択的利用」という判定基準

プレバイオティクスは「腸に良い食物繊維」と同義ではない。国際学会ISAPPが2017年に確定させた定義は「宿主微生物に選択的に利用され、健康利益をもたらす基質」であり、選択的利用という判定基準が単なる発酵性成分と一線を画す。定義の構造とその意味を整理する。

FLR 編集部 9 min